【ボート】宮島 島村隆幸が今年V5「最高のターンができた」

 「第14回サッポロビール杯」(1日、宮島)

 最終日を迎え、激しい雨の中で優勝戦が争われた。進入は12・3456の2対4。1号艇の島村隆幸(35)=徳島・A1・109期=が、インからコンマ14のSを決めて1周1Mを先制。3カドからまくり差しで迫った下寺秀和(広島)をスピードターンで振り切り完勝。1月蒲郡、2月大村、3月浜名湖、4月児島に続く今年V5を飾った。2着は下寺で、6号艇の金子拓矢(群馬)が3着に入った。

 ずぶぬれで水上パレードに臨んだ島村は、拳を突き上げ喜びを表現。今節は2連対率21%のエンジン(前検時)だったが、稲田浩二(兵庫)とともにシリーズをリード。稲田とは同率、同着順で五分の戦いを繰り広げ、最高タイム差で予選1位の座を勝ち取り、準優、優勝戦はターン力で勝利をもぎ取った。

 「最終日も調整は外さず行けた。さすがに(2本目の)フライングはできないのでスタートは様子を見たが、最高の水面で最高のターンができた。これやと思っていた」と大潮の干潮水面で力強いターンを披露した。

 6月末からの今開催はSG・グランドチャンピオンと重なる日程。地元鳴門で開催されたSGには出場できなかったが、今年上半期にV5を決め、8月にはSG・ボートレースメモリアル(8月25~30日・桐生)が待っている。強い精神力とターン力が島村の魅力。SGで再び星となり、輝く日が近い。酒豪で知られる高知県出身だが、「お酒はたしなむ程度。副賞のサッポロビールは先輩や後輩に配ります」と勝利の美酒をお裾分けする予定だ。(野白由貴子)

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