【ボート】鳴門SG 元祖はクラシックを勝った遠藤エミだ 今村聖奈騎手のオークスよりも先
「グランドチンピオン・SG」(27日、鳴門)
渾身(こんしん)の差しがさく裂。遠藤エミ(38)=滋賀・102期・A1=が冷静なハンドルで1Mを差して、2度目のSG優出を決めた。「うれしいです」といつも通り多くは語らないが、それ以上の言葉が見つからないのが本音だろう。
準優勝戦12Rは4号艇だったが。「(3号艇の)峰さんの伸びがいいのは知っているので横に付けたいと思っていた。いい展開になりました」と作戦がドンピシャではまった。ただ「自分のターンもあまり良くなかったのでもう少ししっかりと差したい」と課題は忘れなかった。もちろん優勝戦では、そこも持ち前の調整力でしっかりと合わせてくるのは間違いないだろう。
優勝戦は本人が大好きな3号艇だ。6号艇には海野康志郎(山口)がいて、進入が乱れる可能性もあるが「枠は主張する」とキッパリ言い切った。「Sも合っていればいいのが行ける10全速」と気合は十分。鳴門はデビュー初Vを飾った地で「デビューしたときから大好きな水面」と絶賛している。「そこで結果を残したいし、自分のできることは精いっぱいやって臨みたい」と優勝に意欲満々だ。
JRAでは、今村聖奈騎手がオークスで女性ジョッキー初のG1Vを飾り、脚光を浴びている。しかし元祖はSG・クラシックを勝って、女子選手としては史上初のSG覇者となった遠藤だ。もう一度SGを優勝して、遠藤のすごさを見せつける。
