【ボート】尼崎G1 西岡顕心が豪快弾でG1初制覇にチャレンジ
「尼崎センプルカップ・G1」(12日、尼崎)
狙ったチャンスは絶対に逃さない。西岡顕心(24)=香川・129期・A1=は準優10R、5コースからコンマ09の快S仕掛けで1Mを強襲。艇間を貫く鮮やかなまくり差しで優出切符を勝ち取った。
準優で5号艇が決まった直後から、ダイナミックなスタート攻勢を想定。「良かったです。ここ一番が出ました」と狙い通りの勝利に声も弾んだ。頼もしい相棒・11号機は「トルクがあってピット離れも良く、回った後の延長で行き足から伸びにつながっている」と超強力な足に進化。「ここ最近の中で、一番しっくりしていてこの体感も久々と思う。正直、何も不安要素はない」と完調宣言が飛び出した。
予選最終日の3Rは、インから丸野一樹(滋賀)のまくりに屈したが、11Rはその反省を糧に、3周2Mを全速ターンで勝負。同着2着に入り込み予選を突破した。負けて得られる収穫は、今後のレーサー人生において何よりも価値がある教材。「胸を借りる気持ちで勉強させていただいた」とSG覇者の多彩な手腕を、レースでしっかりと学び取った。
今年のG1は尼崎周年で早くも3回目の優出。前走の浜名湖オールスターでSG初出場を果たすなど、新進気鋭の猛者は「チャンスはある!あとは自分次第で、質のいい全速Sをいきたい」と血気盛ん。デビュー初優出(23年7月)を決めた尼崎で、優勝戦も豪快な一発攻勢でG1初優勝を成し遂げる。
