【ボート】浜名湖G1 永井源がパワー全開 豪快カドまくりで白星発進

 「浜名湖賞・G1」(2日、浜名湖)

 初日は5Rで全艇がフライング(F)と前代未聞の大アクシデントが発生。V候補の峰竜太(佐賀)など4人が非常識Fのため即日帰郷となり、波乱の幕開けとなった。

 メインレースの12R柳緑ドリーム戦は、地元の深谷知博(静岡)がイン速攻で白星発進。予選では、永井源(40)=愛知・86期・A1=が3Rで4カドからまくり一撃で白星発進を決めた。

 8メートルの強風など全く意に介さず、永井が荒れた水面を一気に駆け抜けた。進入は3対3の枠なり。安定板が装着されたレースとなったが、4カドからコンマ15のトップスタート(S)を踏み込むと、スリットから猛烈に加速。内枠3艇をあっさりとのみ込み、豪快なまくりで1着を勝ち取った。

 「いいですね。スリット前後の足、行き足、伸びがいい」と14号機は絶大なパワーを誇示。「道中は回ってなかったので、少しだけ叩いて(回転を)回して乗ってみたい」と調整を施し、より一層の進化に期待を持たせた。

 2000年5月のデビュー以来、G1戦線では予選通過こそあるが、優勝戦の舞台は未踏の地。残念なフライング事故はあったが、強力なライバルが離脱し、弱肉強食のサバイバルレースでは浮上のチャンスが到来だ。破壊力ある相棒を携え、混戦からきっちりと抜け出してみせる。

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