「まくってちょ～うだい」（３日、尼崎）

　６日間シリーズの最終日１２Ｒで争われた優勝戦は、地元の小坂尚哉（３４）＝兵庫・９４期・Ａ１＝が絶好の展開を捉えて４コースからまくり差しで優勝を飾った。昨年１２月の徳山以来、今年初、地元では５回目、通算で１９回目の優勝となった。

　今節は「まくり」にスポットを当てた「まくってちょ～うだい」というタイトルが付いたシリーズ。最後の優勝戦でも２コースの林美憲（徳島）が果敢にまくっていく展開となったが、小坂が冷静にあいた内へ鋭くハンドルを入れてまくり差しで突き抜けた。林は最後まで小坂を追ったが届かず２着。３着は萩原秀人（福井）で、３連単は３万６３４０円と高配当の決着となった。