【阪神大賞典展望】唯一のG1馬キセキが完全復活を期す

 「阪神大賞典・G2」(22日、阪神)

 天皇賞・春(5月3日・京都、芝3200メートル)を占う大事な一戦。メンバー中、ただ一頭のG1馬キセキが中心を担う。17年菊花賞以来勝ち星から遠ざかっているが、その間に18年ジャパンC、19年大阪杯&宝塚記念とG1での2着が3度ある。凱旋門賞からの帰国初戦だった有馬記念は、大きく出遅れるロスがありながら5着と地力を見せた。「帰厩後はハードなメニューをこなしてきた。力は上だし、持っている能力を発揮できれば」と清山助手も期待を寄せている。

 関東馬ボスジラは3連勝中の上がり馬。エンジンのかかりは遅いが、スタミナは豊富。3000メートル以上の距離は未経験だが、軌道に乗った良血馬の勢いは侮れない。昨年の弥生賞を制したメイショウテンゲンが本格化の兆し。もともとが奥手の血統。池添兼師も「以前より跳びが大きくなっている」と成長力を評価する。しぶとく伸びたダイヤモンドS2着の内容からも長丁場の適性は高い。

 G1で掲示板を外していない重賞2勝馬ユーキャンスマイルに、JRA最軽量V馬で知られる昨年の菊花賞5着馬メロディーレーンも豊富なスタミナを生かす。

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