【天皇賞・春展望】唯一のG1馬シュヴァルグラン 大阪杯大敗からの巻き返し狙う

 「天皇賞(春)・G1」(29日、京都)

 16、17年を連覇したキタサンブラックがターフを去り、群雄割拠の様相を呈している。キャリアがモノを言う長丁場。経験値では、16年3着、17年2着のシュヴァルグランがV候補の最右翼と言えるだろう。3度目の挑戦に、友道師は「年齢的に上積みはどうかも、去年に比べて落ちたという感じはしない」と健在ぶりをアピールする。鞍上は昨年のジャパンC制覇時と同じボウマン。大阪杯13着大敗から巻き返し、2つ目のG1タイトル奪取を目指す。

 地力強化が顕著なクリンチャーにも注目。前走の阪神大賞典は3着も、今年初戦の京都記念で待望の重賞初制覇。タフな消耗戦に強く、スタミナ勝負は望むところだ。武豊が騎乗停止で乗れなくなったが、宮本師は「叩き3走目でピークになるように持ってきた」と仕上げに胸を張る。

 前哨戦の阪神大賞典を快勝したレインボーライン、日経賞を制したガンコはともに5歳春を迎えて充実一途。展開次第でチャンスは十分。成長急な4歳馬サトノクロニクル、ステイヤーズS3連覇の実績を誇るアルバートもVへ虎視たんたん。

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