文字サイズ

【七夕賞】グランデッツァ復活V

 直線先頭に立ち七夕賞を制したグランデッツァ(左端)=撮影・佐々木彰尚
1枚拡大

 「七夕賞・G3」(12日、福島)

 2番人気グランデッツァが直線で早めに先頭に立つと、2着ステラウインド以下の追撃を完封。12年スプリングS以来の重賞3勝目を飾った。鞍上の川田は福島重賞を初勝利し、JRA全場重賞制覇に王手(未勝利は函館のみ)。3着は16番人気マデイラで、3連単は100万6440円。6桁配当だった前3年に続き、3連単はまたもやビッグな配当となった。

 気温35度。夏の強い日差しを浴びながら、栗毛の馬体を誇らしげに揺らす。まさに横綱相撲。グランデッツァが12年スプリングS以来、実に3年4カ月ぶりの重賞Vをレースレコードで決めた。

 初参戦のみちのくで機動力を存分に発揮した。好位から楽々と抜け出す内容に、川田は賛辞を並べる。「僕が乗せていただいた中では、一番落ち着いていた。その分、リズム良く競馬ができました」と振り返った鞍上は、これでJRA全10場重賞制覇にリーチ。「あとは函館。来週、同じ平田厩舎の馬(デウスウルト)で函館記念に参戦するので頑張りたい」と意気込んだ。

 「負けられない競馬だった」。トレーナーにはさまざまな思いが交錯する。3歳時のダービー10着後に左前脚の屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされた。「皐月賞で1番人気(5着)になった馬。このままでは終われない」。昨秋以降は重賞で好戦を続けてきたが、この日の勝利で完全復活を印象づけた。

 今後はサマー2000シリーズではなく、秋の大舞台に重心を置く。「またG1に戻りたい。ここのところは安定して走るようになっている。まだ引き出しがあるのかな」と6歳を迎えての本格化に手応えをつかむ。社台ファームの吉田照哉代表に「(父)アグネスタキオンの最高傑作」とまで評された逸材。渇望するビッグタイトルへ、夏の福島から力強い一歩を踏み出した。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    競馬・レース最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス