女子レスリング吉田沙保里の退社会見で勘違い質問したフジテレビの内野泰輔アナウンサー（２３）が、２５日放送のフジテレビ系「とくダネ！」で謝罪。小倉智昭キャスター（６８）も「フジテレビの（内野）とは言っても、とくダネ！のと言わなかったのが幸いだった」と苦笑いを浮かべた。

　内野アナは「とくダネ！」のプレゼンターを務めている。

　番組では、前日に行われた吉田の会見の様子を放送。その前に小倉キャスターが「内野アナがしでかしたようです」と、その中で起こるまさかの“事件”を紹介した。

　内野アナは、会見で手を挙げ「今回の引退に関して…」と質問。すぐさま吉田が「引退ではございません」と否定すると内野アナは慌てふためき、「すみません！すみません！」と陳謝した。入社８カ月の新人アナとあって、動揺は抑えられなかったのか、今度は「今回の移籍に関して…」と、。重ねて早とちり質問してしまった。

　再び吉田が「移籍ではなくフリーで」と穏やかに笑いながら訂正、内野アナは「何度もすみません！」と平謝りするシーンが映し出された。

　これを見た小倉キャスターは「退社って言ってるのに何聞いてたの？」とチクリ。内野アナは改めて「吉田選手、数々の失礼な発言、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

　大先輩の笠井信輔アナ（５２）は今回のミスに関して「これで引退でも移籍でもないことが強調されて、かえってわかりやすいニュースになった」と多少の“皮肉”も込めて激励。小倉キャスターも「フジテレビの（内野）とは言っても、とくダネ！のとは言わなかったのが幸いだった」と苦笑いで新人アナのミスをフォローしていた。