美のカリスマとして人気の実業家で元モデルの君島十和子さん（４７）の長女・憂樹さん（１６）が２９日、タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校に合格した。近年では最高の１０６５人が受験し、合格者はわずか４０人。競争倍率２６・６倍の難関を突破した。

　昨年に続き２度目の挑戦で、見事合格した憂樹さんは「夢がかなってうれしい。昨年は悔しい思いをしたので」と大粒の涙を浮かべた。１７０センチの長身とあり「努力を重ね、宝塚らしい男役になりたい」と瞳を輝かせた。

　そばで見守っていた十和子さんの目も真っ赤。「私も少女のころから宝塚に憧れ、本当は受験したかった。私の夢を娘がかなえてくれました」と何度もハンカチで目をぬぐっていた。