上司は「1人で食べたい」若手は「交流したい」 職場ランチのホンネ 外食基準に“1200円の壁”

 飲食店の経営、食料品の仕入販売及び加工販売を手がける株式会社コロワイドはこのほど、20~60代の社会人500人を対象に「職場のランチに関する調査」を実施、結果を公表した。

 仕事がある日のランチ外食頻度については、「ほとんど外食しない(43.2%)」が最多で、「週1日程度」が10.6%、「週5日以上」が10.4%で続いた。男性(36.1%)に比べて女性(50.4%)の方が外食頻度が低く、平均頻度は男性が週1.4回、女性が週0.8回、全体では週1.1回となった。

 ランチ1回あたりの外食費用については、「500円~800円未満」が38.4%で最も多く、次いで「800円~1000円未満(25.8%)」だった。平均金額は808円で、ランチ外食は1000円未満に収める傾向が主流だ。

 高いと感じる金額については「1000円~1200円未満(33.4%)」が最多、次いで「800円~1000円未満(25.4%)」となり、平均は1184円だった。職場ランチにおける外食費用は1200円前後が心理的な上限となっているようだ。

 職場でのランチについては、全体の68.8%が「一人で食べたい」と回答。ランチ時間を業務から切り離された回復時間として確保したい意識がうかがえる。

 一方で、年代が低いほど「誰かと一緒に食べたい」とする割合は高く、20代と30代では34.4%と一定数存在するのに対し、50~60代では25.6%にとどまり、年齢が上がるにつれて個食志向が強まっている。男性20代では41.3%、男性30代では38.1%が「誰かと一緒に食べたい」と回答。他の層と比較して高い水準となっている。

 ランチに誘う・誘われる意識については、20代の35.0%が「上司をランチに誘いたい」と回答。30代でも2割を超え、若手層では、上司とのコミュニケーションを前向きに捉える傾向が見られた。また、「上司に誘われると嬉しい」と回答した割合も20代(41.7%)、30代(37.2%)の若手層で高かった。

 上司世代にあたる40代以上では、自ら声をかけることに対して慎重な姿勢が見られた。「部下をランチに誘いたくない」とする割合は男性40代以上で74.6%。ハラスメントへの配慮や部下の負担になりたくないという意識が背景にあると考えられる。

 ◆出典:コロワイド総研「職場のランチに関する調査」2026年4月22日公開記事

(よろず~ニュース調査班)

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