「真ん中に入りたい!」冬毛でモフモフ“キツネ団子”が話題 銀やプラチナ色も「たぬき混じってない?」
たくさんのキツネが集まって丸くなる「キツネ団子」が話題になっている。
宮城県白石市の宮城蔵王キツネ村の公式Xが投稿したのは、一般的なキツネ色の他に、薄い茶色やシルバーなど、色とりどりのキツネが集まって、ひとつの団子になっている写真。
冬毛でモフモフのしっぽを丸め、お互いを温め合っているようなキツネ達の画像は「真ん中に入りたい!」などの声を集めSNSで大きな話題を集めた。宮城蔵王キツネ村飼育員の宮腰和明さんに詳しく話を聞いた。
--撮影された時の状況について。
宮腰:この時期相応の気温でしたが、日差しが暖かく日当たりの良い場所に集まって日向ぼっこしていたようです。
--同じキツネでも、色とりどりで個性がありますね。種類が違うのでしょうか?
宮腰:キツネ村で飼育するキツネは、アカギツネとホッキョクギツネの2種類のみ。ギンギツネやプラチナキツネ、十字キツネなど、毛色の違いは突然変異によるものです。
--宮城蔵王キツネ村では、キツネと触れ合えるそうですが、人間に慣れていますか?
宮腰:全て園内で自然繁殖している個体なので、飼育員とのコミュニケーションで培っています。個体により、慣れているかどうかは様々ですが…。性格が猫のようで、体格は犬に近いと想像していただければ分かりやすいかと思います。
--真冬のキツネたちの特徴、見所など。
宮腰:キツネは寒さに強い動物で、毛皮はダブルコートで暖かく、観察すると、毛のない顔は尻尾で覆い寒さを凌いでいます。冬毛になり、ふわふわモコモコでまるまるとした見た目も見どころですよ!
◇ ◇
SNSでは「こんな立体パズルがあったらいいな」「私を真ん中に入れてください」「銀色のきつねもいるのか」「たぬき混じってない?」「こんなに毛色が違うとは」などの反響が集まった。なお、宮城蔵王キツネ村は場内のみで繁殖したキツネを飼育。殺菌、駆虫消毒を徹底しており、貴重なキツネとの触れ合いが体験できるとのこと。
(よろず~ニュース特約・米田ゆきほ)
