92歳の高木ブーがハワイで「いい湯だな」熱唱!荻野目洋子、野村義男、サザン関口らとウクレレ・ライブ 

 ザ・ドリフターズの高木ブーが7月に米ハワイで開催された音楽イベント「インターナショナル・ウクレレ・フェスティバル・オブ・ハワイ」にバンド「1933ウクレレオールスターズ」の一員として出演し、“ドリフ定番曲”として日本でもおなじみの「いい湯だな」をウクレレ演奏と共に熱唱した。高木が当サイトの取材に対し、92歳で満喫したハワイの夏を振り返った。

 高木の生年(1933)を冠した「ウクレレオールスターズ」は“象徴”と称される高木をはじめ、サザンオールスターズの関口和之(キャプテン)、野村義男(ウクレレ王子)、荻野目洋子(歌姫)、分山貴美子(口笛女王)、はたけやま裕(カホン家元)、ヤナギマン(バンマス)の7人で構成されるグループ。現地7月20日に行われたフェスでは約25分の出演で計5曲を演奏した。

 日本ではラジオ深夜番組「オールナイトニッポン」のテーマ曲としても知られる「ビタースウィート・サンバ」、荻野目の代表曲「ダンシング・ヒーロー」、ラテン系の世界的ヒット曲「ラ・バンバ」に加え、高木が「Pidgin English Hula」 (※ハワイの音楽グループ「マカハ サンズ」のカバー曲)と「いい湯だな」の2曲でボーカルを担当した。

 高木は「あっという間に終わっちゃったなぁ~」と余力を残して振り返り、「やはり荻野目ちゃんの『ダンシング・ヒーロー』と『いい湯だな』は鉄板ソングなので、お客様は盛り上がりました」と手応えを示した。

 演奏後には世界的なウクレレ奏者であるジェイク・シマブクロとも交流。高木は「久しぶりに再会しました。彼が日本デビューをした頃に初めて会ったのですが、あれよあれよと快進撃を続けて、今やウクレレ界のレジェンドとなりました」と説明した。

 「第2の故郷」というハワイでのライブ継続に意欲を示す。高木は「フェスティバルの最後に2026年7月12日に開催の発表がありました。来年は、メンバーのみんなとも相談ですが、昔のハワイアンソングをやりたいなぁと密かに思っています。日本でもそうですが、ハワイでも歌い継がれていく素敵な歌がたくさんあると思うので…」と思いを語った。

 ハワイの休日も楽しんだ。スタッフとして帯同した長女・かおるさんは「今回のハワイは昨年よりも父はパワーアップしておりました。ライブが終わり、日本に帰るまで2日間ほどフリーの時間があり、最近はホテルでのんびりしている事が多かったのですが、今回は一緒にドライブやお買い物にも行きました。そして食欲も全開でした(笑)」と付け加えた。

 昨年9月に左足のアキレス腱を断裂。高齢だけに心配されたが、順調に回復して復帰を果たした。

 高木は「昨年アキレス腱を切って、(負傷翌日のため)出演を断念した(群馬県)前橋で開催されるロックフェス『山人音楽祭』に9月20日、リベンジします。昨年、僕が出られなかったことを出演者の皆さんや当日観に来てくれたお客様もとても残念に思ってくださったと聞いています。僕のインスタにもメッセージをたくさんもらいました。今年は頑張ります」と誓い、常夏のハワイから“初秋の前橋”へと、ミュージジャンとしての意欲をかき立てていた。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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