もはや取引先とのメールのやりとりがAI同士になっている…チャットGPTの罠 作者に聞く【漫画】

ここ最近の生成AIの進化は目覚ましく、ビジネス用のかしこまった文章でも数秒で作成してくれる。とても便利だが、それゆえに注意すべきこともあると教えてくれるのがタナカ(ふまじめ会社員ぬんちゃん)さん作の『チャットGPT 便利だけど......罠もある』だ。

職場にて、ぬんちゃんはチャットGPTにメールの文面を考えさせていた。目的や概要を入力するだけで、あっという間にAIが文章を作ってくれるのだ。

このメールが送られた取引先では、担当者がとても忙しい様子。そこで新人がメールの返信をすることに。困った新人はとあるアイデアを使ってメールを返信するのだった。

その後、ぬんちゃんの元に届いた取引先の新人が作ったメールは、ビジネスの一般的な文章だった。しかしその文章の冒頭には、「承知しました。ビジネス向けの表現で、訪問日時を含めた返信文を以下にご用意しました」というチャットGPTの受け答え文も含まれていた。

どうやら取引先の新人も返答文をチャットGPTに作らせていたようだ。同作について作者のタナカ(ふまじめ会社員ぬんちゃん)さんに話を聞いた。

ー同作を描くきっかけがあれば教えてください。

私も取引先とのやり取りでAIに文章を直してもらうことがあるんですが、便利すぎるがゆえに確認を怠ってやらかしたことがありました。同じ経験をした人にクスッと共感してもらえるかなと思い描きました。

ーチャットGPTの利用で気を付けるポイントやアドバイスはありますか?

とにかくAIに丸投げは絶対あかん!! です。AIは超優秀なアシスタントだけど、完全に任せられる自分の分身ではないぞ!…と肝に銘じて使うのがいいと思ってます。

ー同作に寄せられたコメントで気になったものがあれば教えてください。

「もしや私とのやり取りもチャットGPT…?」というコメントが印象的でした!あと、「私も同じことやった!」っていうコメントも多くて、AIが当たり前にある生活になったからこそ、みんな同じようなやらかしを経験してるんだな~と感じました。

ー最後に読者に一言お願いします!

「ふまじめ会社員ぬんちゃん」は、会社の理不尽あるあるをぬん節で笑いに変える漫画と、

「これって法的にどうなの?」に答える労基法解説をセットで発信しています。笑いながら会社のモヤモヤをスッキリ、ついでに労基の知識も身につく!そんな漫画をゆるっと描いてます。ぜひのぞきにきてくださいネ。

(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)

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