「残業している人ほど頑張っている」…イマドキどうなの?「古いと感じる価値観」社会人500人の本音
職場で「その考え方、今どきアリ?」と感じたことはあるだろうか。時代錯誤な習慣や考え方が残っている会社では、無駄やストレスが発生し、働きにくくなってしまうこともあるだろう。
ライズ・スクウェア社が運営する「特定技能外国人の採用サポート」はこのほど、仕事をしている500人(女性323人/男性177人)に対して「職場で古いと感じる価値観」についてアンケートを実施し、調査結果をランキング形式で公開した。
1位は「長時間労働が評価される」(11.2%)だった。次いで、2位「紙資料を重視する」(9.2%)、3位「男女で仕事の内容が違う」(8.6%)がランクインした。効率軽視やプライベート軽視の価値観について「古い」と感じている人が多数。また、紙資料重視などテクノロジーの活用が進まない点にも不満が見られた。
1位の「長時間労働が評価される」を挙げた人からは「『残業している人ほど頑張っている』という雰囲気があり、定時で帰ることに少し気まずさを感じることです」(30代男性)、「仕事の効率が悪いだけなのに、残業をしている人が頑張っていると思われる」(40代女性)などの不満の声が見られた。
「職場で古いと感じる価値観」ランキングは、以下の通り。
1位 長時間労働が評価される(11.2%)
2位 紙資料を重視する(9.2%)
3位 男女で仕事の内容が違う(8.6%)
4位 対面での仕事が基本(6.8%)
5位 業務時間外で交流をはかる(6.6%)
6位 始業時間より早く出勤する(6.2%)
7位 仕事は見て覚える(5.8%)
(よろず~ニュース調査班)
