大御所歌手・前川清の長男でシンガー・ソングライターの紘毅（39）が、釣りと音楽を融合したイベント「釣音会」の開催を発表した。釣り好きのミュージシャンとプロの釣り師が集い、ライブとトークに加え、出演者と来場者が食事しながら交流していくもので、第1回を3月29日に東京・品川の「J-SQUARE SHINAGAWA」で実施する。

　新たなイベント開催に紘毅は「音楽好きな釣り人はたくさんいますし、釣り好きなミュージシャンもかなりの数がいる。その人たちが集まり、何か新しい形のエンターテインメントを作れれば」と意図を説いた。子供のころから釣りが好きで、今でも音楽活動の合間に、頻繁に海へと出かけている。今回の試みは、そんな釣行の中で出会った、釣り界のレジェンドと称されるプロ釣り師・村越正海氏と会話から生まれたという。

　村越氏も音楽が大好きで音楽界への人脈も広い。たまたま地方へ釣行した際「自分たちと同じように、釣りと音楽が好きな者が集まれたら楽しい。そんな機会があればいいね」と盛り上がった。そこから準備を進め「まず1回目は自分たちでやろう」と今回の開催に至った。当日は、紘毅のライブと村越氏らによるトークショー、さらに食事しながらの交流会を実施する。

　「今回は、まず自分たちが“こんなことをやっています”と開催し、そこから広げていく」と紘毅。実際、村越氏とともに声をかけている仲間からは「ぜひ参加したい」との声が多く寄せられているという。「今、釣りが人気ですし、フィッシングショーなどもたくさん開催されています。僕らが音楽と釣りの融合を広め、さらに盛り上げていけたら」。まずは第1回を成功させ、さらにその輪を広げていく。

（よろず～ニュース編集部）