維新・吉村代表 橋下徹氏の「兵庫の維新は解散すべき」発言に「それくらい重たいこと」

 日本維新の会の吉村洋文代表(49、大阪府知事)が25日、府庁での囲み会見で、兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題をめぐり、同党の兵庫県議3人が告発者の私的情報が書かれた文書や秘密会で行われた百条委員会の音声データなどを政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首に提供するなどしたことを認めたことについて言及した。

 維新創設者の橋下徹氏(55)が19日、X(旧ツイッター)で維新の兵庫県議団について「こんなルール違反集団はもう解散したらどうや」とポスト。23日放送のテレビ番組でも「兵庫県議会の維新は解散すべきだと思っています」と断罪した。

 記者団から、橋下氏への発言の受け止めを問われた吉村氏は「いったん、ぜんぶやり直すべきだというご意見だと思う。それくらい重たいこと。一連の課題を洗い出して、ガバナンスを強化することが重要だと思います」と述べ、兵庫維新の会のガバナンス(統治)のあり方を調査する調査委員会を立ち上げるとした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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