BIGBANG G-DRAGON、新事務所専属契約を締結 麻薬撲滅を支援する財団設立も発表

 BIGBANGのG-DRAGONが19日、薬物使用容疑で無嫌疑判決を受けたと報じられる中、21日に新たな去就が伝えられた。

 同日、ソウル瑞草(ソチョ)区にあるJWマリオットホテル・ソウルグランドボールルームホールでは、AIメタバース企業のGalaxy(ギャラクシー)コーポレーションが、G-DRAGONとの専属契約を締結したことを発表するとともに、彼の今後の活動についての記者会見を行った。しかしG-DRAGON本人の姿はなく、出席したのは同社責任者のみだった。

 この日オ・フィヨン理事は、G-DRAGONの直筆文を代読。「直接お会いしてあいさつや話がしたかったが、それができずとても残念」「新年を迎えるにあたり、どのようにあいさつしようか、私のどんな話をお伝えしようか、とても悩んだ」と伝えた。

 続けて「最近大変な日々を過ごしているが、周囲の方たちがたくさん心配してくださり、激励してくれたりして、うまく乗り越えることができた。全ての方たちに感謝している」と、一連の薬物使用疑惑についての心境を明かす。

 そして「今回のような事態に直面して、私は今まで私が見ていなかったものを見た。麻薬犯罪者が、年間平均で2万人余りもいるという事実、そして青少年の麻薬に関する犯罪が恐ろしく増加しているという事実。さらにこれらの人々の中で、治療機関を通してリハビリや治療が受けられるのは500人にも満たないという、胸の痛む事実」「だから私が行動しなければと思った。無防備で社会にさらされる青少年たちや、怖くて、間違った道なのかも知らずに歩む人々のため、麻薬の退治・根絶のための活動を積極的にやっていきたい」とつづった。

 G-DRAGONはそのような活動を継続していくため、財団を作ることを発表。「われわれは世界の偏見や不公平で、苦しんだり被害を受けたりしている人々の側に立ち、誰もが平等で公平に尊重されながらともに生きられる社会を作りたい」と説明した。

 また「アーティスト、クォン・ジヨン(G-DRAGON本名)のことを好きなファンが好む音楽と芸術活動を通して、麻薬退治、不平等、不公平のような社会問題を解決し、機会のないアーティストに機会を与えて後援し、私と同じ仕事を希望する未来世代を育成する活動を、展開していきたい」と新たな決意を発表した。

 「私はアーティストとしての責任も、社会的責任も全うする」「皆さんも自分の場所で、自分の責任を全うしてほしい。私がこのように考えをまとめることができたのは、世界のあちこちでともに生きている人たちがいるから。だから決してあきらめず、さらに頑張ろうと思った」と強調。

 最後にファンであるV.I.Pと旧所属事務所のYGエンターテインメントへ感謝の言葉を伝え「私たちみんな、お互いに愛し合おう」と締めくくった。

 韓国メディアのスポーツソウルは20日「G-DRAGONとGalaxyが、専属契約を締結したといううわさは事実ではない」と、業界関係者による証言を掲載していたことから、G-DRAGONのYG再契約説が浮上していた。

 しかし最終的にGalaxyとの専属契約締結に話が落ち着き、いよいよ2024年にアーティスト・G-DRAGONの活躍が見られる可能性が高まってきた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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