女子レスリング吉田沙保里が兄・栄利氏の体罰問題を謝罪「兄の愚行、深くお詫び申し上げます」

 レスリング女子で五輪3連覇を達成した吉田沙保里が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、兄・栄利氏の体罰問題について謝罪した。

 兄・栄利氏は2015年に指導を行う一志ジュニア教室で教え子に対し体罰を行い、日本レスリング協会から9月中旬に倫理規定違反により、2年間の指導者資格停止処分を受けていたことがそれぞれ報じられている。

 吉田は「この度は、私の家族による報道でお騒がせをして誠に申し訳ございません」と切り出し、「兄の愚行により、傷を負われたご本人とご家族の方々に深くお詫び申し上げます」と被害を受けた教え子とその家族に謝罪した。

 そして「いかなる理由があっても暴力行為は決して許されるものではなく、兄に対しても今回の処分は当然のことと重く受け止め、指導者として真摯に反省することを強く申し伝えております」と自身の態度を表明。「今後は二度とこのようなことがないよう私自身もしっかり注視しながら、今まで以上に誠心誠意努力して頑張っていく所存ですので、これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします」と続けた。

(よろず~ニュース編集部)

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