2年前の離婚が報じられた畑中葉子を直撃「スッキリしました」「胸のつかえがなくなった」と心情吐露

 歌手の畑中葉子(63)が1日、自身の離婚報道を受け、よろず~ニュースの取材に応じ、その経緯や心境、新年の抱負を語った。

 畑中は1991年に再婚した一般男性との間に1男1女をもうけ、90年代は育児に専念して芸能界を離れたが、2010年頃から歌手活動を再開。その後、21年3月に離婚していたことがこの日までに報じられた。畑中は自身の公式ツイッターに1日付で「一部報道にありましたように私は一昨年3月に離婚いたしました。 離婚したことによって歌手・畑中葉子の何かが変わるということはありませんので、今後も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします」と投稿したが、改めて当サイトに思いを吐露した。

 10年の復帰時点で離婚を考えていたというが、畑中は「それでも、私が歌手として自立しないと離婚はできないので、それを目指したというのはありました。その他、いろいろな事が重なって、その(21年)タイミングになった」と明かした。その「自立」とは歌手として生きていく覚悟のことかと問うと、「そうですね」と明言。また、91年に誕生した長女、93年生まれの長男が20代後半となって経済的にも自立したタイミングとも重なった。

 1978年1月10日、作曲家・平尾昌晃さん(2017年死去、享年79)とデュエットした「カナダからの手紙」で歌手デビュー。同曲は大ヒットして紅白歌合戦にも出場した。79年にソロ歌手デビューし、80年から翌年にかけて日活ロマンポルノで4本の映画に主演。2作目のタイトルにもなった「後から前から」(80年)がヒットした。復帰後の10年代はセルフカバーのアルバムなどを出してきたが、昨年10月に37年ぶりの新曲「夜雲影(やうんえい)」をリリースして活動を本格化していた。

 畑中は「私からお伝えすることでもないと思って黙っていましたが、その新曲を出して、ラジオなどに出演した時に、家族の話に至ると、そこでウソがつけなくて…。『実は離婚しているんです』という話をしなければいけない…という気持ちがありましたが、これで外に出せるので、気持ちの引っかかりが取れてスッキリしました」と打ち明けた。

 その上で、畑中は「新年早々、良いスタートを切れたように思います。胸のつかえがなくなったので、これからは前向きに行きたい。今、こういったこと(熟年離婚)が多いじゃないですか。私も同じように前を向くしかないということです」と決意を新たにした。

 長男が今年で30歳になる。姉である長女ともに子ども2人が30代に。畑中は「私がしっかりしないと。子どもたちに迷惑かけないように」と語り、今後の活動について「今月10日が『カナダからの手紙』の発売日でデビュー45周年、来年はソロデビュー45周年になるのですが、今年は『夜雲影』を歌っていきたいです」と足元を見据えた。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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