中条きよし参院議員、国会質問で自身の新曲&ディナーショーを宣伝し大炎上 議事録から削除求める

 歌手として活躍し、今夏の参院選で日本維新の会から出馬して当選した中条きよし議員が15日、国会で行われた参院文教科学委員会で質問を実施。最後に自身の新曲とディナーショーを宣伝するという異例の展開となった。

 同委員会は、「政府参考人の出席要求に関する件」「教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査」に関して質疑が行われた。中条議員は冒頭から「本日初めて文教科学委員会で質問をさせていただきます。うちの秘書も、何を言うのか心配そうな顔をして見ておりますので、一生懸命話をしたいと思います。堅い話の中から、突然柔らかい話になると思いますが、軽く質問をさせていただきます」と、後の“大波乱”を予告した。

 その後、自己紹介を経て「歌手や役者には補償や支援があまりない」「国として救済措置がおありになるならお聞きしたい」などと質疑を展開。そして最後に「最後になりますけれども、私の新曲が9月7日に出ております。杉本眞人の作曲で、昭和の匂いのする『カサブランカ浪漫』という曲でございます。ぜひ、お聞きになりたい方はお買い求め下さい」と、突然の宣伝を行った。

 続けて「そして12月28日に、『中条きよしラストディナーショー』というのをやります。今年最後のディナーショーではなくて、芸能界最後のラストディナーショーです」と、重ねてPR。「とりあえずは、これから違うこのステージで頑張りたいと思っております。よろしくお願いいたします。ありがとうございます」と締めくくると、わずかに拍手が起こった。質問後、ウェブ上では「非常識」などの声が多数上がり“炎上”状態となった。

 中条議員の事務所関係者はよろず~ニュースの取材に「今年で芸能活動を引退する」と回答した上で「『新たな舞台で頑張って行く』ということで締めくくるつもりが、緊張している中で、お客さまに喜んでいただくような、そういう言い回しになってしまった」と弁解した。

 さらに「他の委員のの先生から、不適切だというがあると聞き、『いけなかったとんだ』気づいたようで…。意図として、宣伝したいということではない」と強調。議事録からの削除を求める意向も明らかにした。

(よろず~ニュース編集部)

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