格闘技イベントのＲＩＺＩＮが１８日、都内で会見を開き、ドーピング検査の陽性判定で出場停止になっていた木村“フィリップ”ミノルが３月２３日、神戸での「ＲＩＺＩＮ　ＬＡＮＤＭＲＫ　９　ｉｎ　ＫＯＢＥ」に出場し、ブアカーオ・バンチャメークと対戦すると発表した。

　榊原ＣＥＯは２月７日の検査で、ミノルについて陰性判定が出たことから試合実現に踏み切ったと説明。試合実施は「１日も早い方がいい」という考えと、ブアカーオのマッチスケジュールなどを理由に、急きょ試合を行うことにしたと語った。

　また、榊原ＣＥＯは、この神戸大会前にも行うドーピング検査で、万が一ミノルから陽性判定が出た場合は永久追放となるとの見解を示した。体重超過があっても「今後ＲＩＺＩＮ（のリング）に上がることはないだろう」と厳しい姿勢で臨むとした。

　ルールはＲＩＺＩＮキックボクシングルールで、３分３Ｒ。体重は７４キロの契約で行われる。