桂歌丸さん、アキラ100%の“お盆芸”に苦言呈していた「何が芸なんですか」
最後まで芸に対しての執念を持ち続け、7月2日に亡くなった落語家の桂歌丸さん。生前“お盆芸”で大ブレークしたアキラ100%に厳しい苦言を呈していました。それを伝え聞いた本人は?そして、その真意は?
公開日:2018.7.3
桂歌丸師匠が、アキラ100%君の芸に対し「裸でお盆を持って出てきて何が芸ですか、と思う。日本語を使って笑いを取るのが芸人」とおっしゃったことは素晴らしいと思いました。
アキラ100%の「裸芸」 歌丸師匠の問題提起に思うこと
決して個人的に憎くて言っているわけじゃない。一つの芸というものへの先輩から後輩への提案ですから。
アキラ100%の「裸芸」 歌丸師匠の問題提起に思うこと
いま師匠方が優しくなり過ぎてると思います。私たちが若いころはもっと師匠って怖かったですよ。いまは若手のこと「わかる、わかる」という師匠が増えてきた。師匠方はもちろん、私たちの年代も、もっと色んなことを発信していった方がいいんだろうなと思います。
アキラ100%の「裸芸」 歌丸師匠の問題提起に思うこと
だれもが“いい先輩”になりたいですから。だからこそ、歌丸師匠のような方が、敢えて問題提起するってすごいことなんです。一石を投じ「話芸とは」って。
アキラ100%の「裸芸」 歌丸師匠の問題提起に思うこと
それもちゃんと御自身でオチをつけられて「声は出ますよ。出なきゃミイラです」って自虐的なこともおっしゃって、ほんとうにすごいなと思いました。
アキラ100%の「裸芸」 歌丸師匠の問題提起に思うこと
最後の最後まで、日本の笑いの未来を案じ続けた歌丸さん。素晴らしいですね。