東方神起、新たなる伝説へ!日本デビューから解散危機、完全復活まで全部振り返る

韓国の人気デュオ・東方神起。数々の伝説を打ち立ててきた彼らですが、その道のりは決して平たんではありませんでした。日本デビューから解散危機、分裂、そして復活まで、その軌跡をデイリー紙面で振り返ります!

公開日:2018.6.12

【2009年7月25日デイリースポーツ紙面より】
 その名の通り、ポップス界の“神”が、目覚めようとしている。人気、実力とも右肩上がりの5人組ユニット「東方神起」。2005年にデビュー後、着実に、しかも猛スピードで成長を続けている。
(中略)
 無敵の勢いで進撃中の東方神起。その人気に、リーダーのユンホは「最近やっと(直接感じられるようになりました)。信じられない気持ち。すごくありがたいと思います」と、戸惑いも残しながら笑みを浮かべた。
(中略)
 04年の来日以来、5人はいまだに都内のマンションで共同生活を営んでいる。「いろんな話をしますね。音楽の話やゲームの話、それに“20代”の話も」といたずらっぽく笑ったジュンス。ユンホも「何があっても、5人でいたい。この5人だから、頑張ってやれるんです」とチームワークの良さに胸を張った。

まさかの“解散危機”…そして活動休止

2009年8月2日デイリースポーツ紙面

【2009年8月2日デイリースポーツ紙面より】
 韓国の5人組ユニットで、日本でも大人気の「東方神起」のメンバー3人が、本国の所属事務所を相手に専属契約の効力停止を求める訴訟を起こしていることが1日、明らかになった。朝鮮日報など韓国メディアが報じている。訴訟を起こしたのはジェジュン(23)、ユチョン(23)、ジュンス(22)で、3人の代理人は「契約書に不公平な関連事案がある」と見解を表明。最悪の場合、解散の可能性もある。
 所属事務所のSMエンターテインメント側は1日早朝に見解を発表し「非常に残念かつ戸惑っており、現在、正確な事実関係を把握しようとしているところ。活動は続けなければならない」とグループ存続を強調。日本でのマネジメントを行うエイベックスは公式サイトで「SMに事実確認をしておりますが、具体的に把握できておりません」とコメントしている。

2009年11月27日デイリースポーツ紙面

【2009年11月27日デイリースポーツ紙面より】
 専属契約をめぐってメンバー3人が所属事務所と法廷闘争になっている韓国の人気グループ「東方神起」が26日、日本テレビ・読売テレビ系で生放送された「ベストヒット歌謡祭」に出演した。解散・独立騒動渦中の5人がそろって姿を見せるのはa―nation以来3カ月ぶり。
(中略)
 東方神起は今月21日に予定されていた中国公演を中止。23日には、ソウルで行われた音楽賞に事務所と対立している3人だけが出席。「もしかして見ているかもしれない人(ユンホ、チャンミン)に愛してると言いたい」とステージで呼びかけた。授賞式への不参加を宣言した所属事務所に反旗を翻しての強行出席に、もはや関係修復は不可能という見方も強まっている。

2010年4月4日デイリースポーツ紙面

【2010年4月4日デイリースポーツ紙面より】
 韓国の人気5人組ダンスボーカルグループ「東方神起」が、活動を休止することが3日、分かった。日本でのマネジメントを担当する「エイベックス・マネジメント」が発表した。今後5人のソロ活動をサポートしていくという。昨夏の分裂騒動以来、双方の間に立ち協議を重ねてきた同社が活動休止を発表したことで、ファンの間に衝撃が走った。
(中略)
 5人での活動を続けられるよう、尽力してきたエイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長(45)は、ツイッター上であきらめのような心境をつづった。
 「僕に出来る事はすべてしました。結果、苦渋の挙句、彼らが選択した決断を応援してあげることが最善と考え、羽ばたいていく彼らを、彼らが望むのであれば、僕は出来る限りの事をしようと思っています。僕の立場がどうあれ、個人的な悲しみはトンペンの皆と変わらないと僕自身は自負しています」
(中略)
 東方神起は母国韓国では分裂騒動後、5人そろって姿を見せることはなく、日本でも昨年末のNHK紅白などが“最後のステージ”となった。

2010年9月17日デイリースポーツ紙面

【2010年9月17日デイリースポーツ紙面より】
 活動休止中の韓国の人気5人組グループ・東方神起のジェジュン(24)、ジュンス(23)、ユチョン(24)の3人が、日本での活動を停止することが16日、分かった。日本でのマネジメントを担当するエイベックスが発表した。同社は、3人の活動のため設立された事務所と契約を結んでいたが、幹部に韓国の“黒い人脈”が含まれていたことが判明。公式HPで「コンプライアンス重視の経営方針」とし、苦渋の決断を説明した。訴訟問題に端を発した泥沼劇は出口が見えない状況だ。

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング