師匠にも勝った藤井六段を育てた杉本昌隆七段ってどんな人?

聖帝サウザーか、覇王ラオウか―。師匠を倒して最強への道を突き進む藤井聡太六段。師弟対決で敗れはしたが、この逸材を育てた師匠・杉本昌隆七段ってどんな人なんだろう。

公開日:2018.3.8

「千日手」で“引き分け指し直し” ネットも白熱「すごい戦い」

 午後1時18分、同一局面が4回現れる「千日手」が成立。同48分から、持ち時間はそのままで先後を入れ替えての指し直し局が行われる。
 師匠との公式戦初対局が千日手という状況に、ネットの将棋ファンも白熱。ツイッターでは千日手直後から「千日手」がトレンドワードに。「すっごい白熱してる」「すごい戦い」「千日手指し直しなのか。面白いなあ」「互角の勝負ということなんでしょうか」「どちらも指しにくいのか」など、注目が集まっていた。

藤井六段の師弟対決が千日手でネットも沸騰「白熱」「指しにくい?」

昼食は定石通り!?「小雀弥」で お値段は弟子に軍配

初の師弟対決となった藤井六段(左)と師匠の杉本七段

 昼食休憩では、藤井六段がそば・うどん店「やまが」の親子丼と冷うどん(830円)を注文。杉本七段はそば・うどん店「小雀弥」のそば定食といなり寿司(800円)を選んだ。
 この日の対局には午前中の時点で、報道陣23社50人が詰めかけた。

藤井六段 師匠の杉本七段と公式戦初対局 昼食は親子丼と冷うどん

 対局終了後の感想戦では、双方笑顔を見せながら忌憚(きたん)のないやりとりを1時間ほど続け、終了後は兄弟子らを交えて食事に行くなど、いつもの仲良し師弟に戻った。

地元・名古屋の人気棋士 弟子には美人女流棋士も

名古屋市を中心に、主として東海地方で熱心に普及に努め、地元では非常に人気が高い棋士である。
相振り飛車・端歩位取り穴熊といったあまり定跡化が進んでいない分野の著作が多い。
1980年10月6級=奨励会入会、85年2月初段、90年10月1日四段=プロ入り、95年12月6日五段(勝数規定による)、2000年7月11日六段(勝数規定による)、06年2月10日七段(勝数規定による)

藤井四段(現六段)の強さについて語った杉本昌隆七段=愛知県名古屋市内

「藤井聡太が棋士になれなかったら責任とって引退」

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