本紙に語ったサッカー愛 大杉漣さん“幻のインタビュー”

誰からも愛された名優・大杉漣さんはサッカーをこよなく愛していた。漣さんと、サッカーを愛する人へ―。デイリー瀬戸内版にのみ掲載された17年5月のインタビュー記事を全文再掲します。

公開日:2018.2.22

J1とかJ2とかではなく「心に響く試合」が見たい!

 【2017年5月15日付デイリースポーツ瀬戸内版】徳島県出身で俳優の大杉漣(65)が13日に鳴門大塚ポカリスエットスタジアムで行われたJ2第13節・徳島―岐阜戦に来場した。熱狂的なヴォルティスサポーターとして知られる名優は、試合前に両チームの主将らに花束を贈呈。報道陣の取材にも応じ、今季好調のチームへの力強いエールとサッカー愛を熱く語った。

―岐阜戦の試合前に花束を贈呈。
 「もともと14日に自分がやってるバンドのライブが徳島であって、13日は岐阜戦を観るためにオフにしてたんです。それで、試合に来るなら花束贈呈をしてほしいと要請を受けまして。サッカー好きのおじさん代表としてやらせてもらいました」

大塚製薬時代からの筋金入り!年間パスも持ってます

―以前から熱心に応援している。
 「大塚製薬時代からですから、だいぶ長いですね。僕自身、高校時代に蹴り始めてボールにとりつかれている人間です。昔は地元にプロのサッカーチームができるなんて思ってもみなかったですから。人より地元愛が特別深いってわけではないけど、人並みの地元愛はあるので、できるだけ応援したいなと思っています」

※編集注…大塚製薬サッカー部は1955年創設。90年にJSL2部、92年から旧JFL参戦、99年からJFLに参加。2005年のJ2加盟時から徳島ヴォルティスに名称変更した。

―普段はゴール裏で観戦?
 「ゴール裏ではなく、僕は斜め45度の席が定位置。年間パスを持ってます。3万円のね。生で観戦するのは今年3、4試合目かなあ。あとはダゾーンで見てます」

自らプレーも 昔はエースで「不動の10番」だったが…

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