上方落語協会の桂文枝会長（７４）が１６日、神戸・新開地で来夏開業予定の演芸場の起工式に出席し、名称が「神戸新開地・喜楽館」に決定したと発表した。

　多くの障壁を乗り越えてやっとたどり着いた起工式に、文枝は「ついに、この日を迎えることができ、感無量です」としみじみ。

　名称の「喜楽館」は、公募で集まった１０４６通から選定。文枝は、「喜劇」の「喜」に、「落語」の「らく」を「楽」と表し、昭和時代に同所で賑わった劇場「聚楽館」の「館」を取り入れたという。

　２７日発売の週刊新潮が、落語家・桂文枝（７４）に８年交際の愛人がいると報じている件で、文枝の所属事務所は同日、「一般私人のことであり、プライベートなことでもありますので、本件に関するコメントは差し控えさせていただきます」と公式見解を発表した。

　大阪・朝日放送（ＡＢＣ）は同日、文枝が司会を務める同局番組「新婚さんいらっしゃい！」（日曜、後０・５５）に関して「現段階で、番組に変更などはありません」と回答した。

　昨年末に、「５６歳の日舞の先生」との不倫疑惑を報じられた落語家・桂文枝（７４）が３日、京都・よしもと祇園花月に出演した。

　劇場の通行口に横付けした車から降りてきた文枝は、グレー系のキャップにメガネ、マスク姿というやや“変装”っぽいスタイル。明るい緑色のマフラーに黒いダウンと若々しいいでたちも印象的で、報道陣からの「不倫報道が出てますけど。一言いただけないですか」との声かけには応じず、関係者らと足早に劇場に入った。