沢田知可子、訴訟取り下げで歌唱解禁
代表曲「会いたい」の歌詞などを無断で変更したとして、作詞家の沢ちひろさんから損害賠償を求められていた訴訟が沢さんの提訴取り下げで落着した歌手の沢田知可子(51)が13日、フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜、前8時)の取材に対して、「会いたい」を歌い、歌唱解禁を喜んだ。
沢田は「弁護士さんを通じて訴訟取り下げを聞いて、ホッとしました」と笑顔を見せた。
12日には「会いたい」を作曲した財津和夫のコンサートにゲスト出演、観客を前に“解禁”されたばかりの「会いたい」を熱唱した。この日はアカペラで、気持ち良さそうに歌ってみせた。
しかし、今回の訴訟取り下げについて、沢田は「(沢さんとの)やり取りはいっさいないです」とし、取り下げ理由についても「分からない」と、なぜ沢さん側から取り下げたのかについて、理由を伝えられていない。
そして「自分としてもまだ100%ホッとしているわけではなく、沢さんの気持ちを傷つけたということにおいては大事に思っています」と不安がぬぐい切れない心境を話し、沢さんが許すなら「会いたい~」と曲になぞえて希望を口にした。
沢さんは昨年7月発売の沢田のアルバムの収録曲で「会いたい」が「会いたい with IN SPi」に改題されていると主張、歌詞カードにない冒頭部分で歌詞が変更されていることと併せ、沢田の夫で所属事務所代表の小野澤篤氏を相手取って200万円の損害賠償を求めていた。