大場久美子は音痴。いつの間にか世間や芸能界でそんなレッテルを貼られている。大場久美子は音痴じゃない！この一行を読んで「プッ！」っと笑った人は何人いらっしゃるでしょうか。はい。今読んでるあなたも笑いましたね！大場久美子は音痴じゃないんです。大場久美子は歌が下手なのです。

　　いつも考えていましたよ。この歌詞がセリフなら、こんな風に表現したいのになぁ～。メロディーをつけると表現できない、私の声帯ではと。歌詞というドラマが音程という枠に束縛されるのがつらかった。

　アナログオバさんがブログというものを始めた時、皆さんが書いてくださるコメントで多かった、または感動したのが「今でも久美子さんの曲を聴いています。久美子さんの歌声が大好きです。」またプッと笑っている人がいます？

　私の歌のものまねときたら、あまりにも音痴レッテルを貼られるので、自分の昔の曲を聴きたくなくて、しまい込んでいましたが、そのメッセージを読んで、久しぶりにレコードをひっぱり出してきて聴いてみました。感想ですか？自分で自分の歌を聴いた感想？「味があるかなぁ」です。

　どんな味かというと、長時間は聞きたくないけれど、危なげで、たどたどしくて、歌詞の情景がドラマのワンシーンのように浮かんでくる。何度となく繰りかえし聞きたくなる。ポテチを食べ始めると「やめられな～い、とまらない！」のどこかのコマーシャルのように、大場久美子ワールドに引き込まれるのです。はい（笑）私が勝手にそう思っています。

　今回のコラムが通販番組なら、下にこんなテロップが入ります。

　これは個人の感想です。大場久美子の歌を聞いてご気分が悪くなられた方に関しまして、責任を負えませんので、ご了承ください。