人気メタルバンド創設メンバーが死去 42歳 近年は自身の健康問題に悩みか

 米プログレッシブ・メタルバンド、バロネスの創設メンバーのドラマー、アレン・ブリックルさんが死去した。42歳だった。力強く精密なドラミングで知られたアレンさんは、バンド初期のサウンド形成に大きく貢献し、「レッド・アルバム」(2007)、「ブルー・レコード」(2009)、「イエロー・アンド・グリーン」(2012)といった代表作に参加した。

 訃報はフロントマンのジョン・ベイズリーによってSNSで発表され、「親友であり、創造的なパートナーであり、元バンド仲間だった」と深い悲しみとともに追悼の言葉が綴られた。「彼がいなくなったことにまだショックを受けている。彼の家族とバンドがこの喪失を受け止め、悲しみに向き合う時間を理解してほしい」と語っている。

 死因は公表されていないが、近しい音楽仲間の投稿から、近年健康問題に苦しんでいた可能性が示唆されている。2012年の英国ツアー中に起きたバス事故で脊椎を骨折し、翌年バンドを離脱。事故はアレンの人生観を大きく揺るがす転機となったという。

 脱退後は電子音楽ユニット、アルパカやソウル・デュオ、ロマンティック・ディビデンズなど実験的なプロジェクトに取り組み、ネットフリックスの「型破り!なんでもチャンピオンズ」など映像作品のサウンドデザインにも携わった。

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