新婚の世界的歌姫 闘病中の親友へ自宅でプラべコンサート 駆け出し時代の心温まる秘話

 歌手のテイラー・スウィフトは、まだカントリー界の新星だった2006年のクリスマスに乳がんで闘病中だったジル・グレゴリーさんのために、家族の自宅で3時間にわたるプライベートコンサートを行ったという。ジルさんはプロレス界のレジェンド、ジェフ・ジャレットの妻で、当時すでに病状は深刻だった。

 ジェフはTMZ Sportsのインタビューで、「彼女はギターを持たずに来たけれど、娘たちが『歌ってほしい』と言うと、急いで家に戻ってギターを取ってきてくれた」と語る。最初は小さな集まりだったが、噂が広まり、最終的には約45人が集まったという。

 テイラーはジャレット家の3人の娘ジョスリン、ジャクリーン、ジャーリンと深く絆を結び、ジルさんが亡くなった後も交流は続いた。テイラーは娘たちのベビーシッターを務めたり、一緒にクッキーを焼いたりと、まるで家族の一員のような存在だったという。

 その後、ジャクリーンはテイラーの楽曲「マイン」のMVで少女時代のテイラー役に抜擢され、絆はさらに強く刻まれた。

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