超有名バンドの元フロントマン 外食に行かなくなった意外な理由 LA住まいでもっぱら〝宅食〟
ミュージシャンのジョン・ライドン(69)はタバコが吸えないことが理由でレストランには滅多に行かないという。元セックス・ピストルズ、現パブリック・イメージ・リミテッド(P.I.L.)のフロントマンのジョン、現在住んでいるロサンゼルスの飲食店では、店内の喫煙が禁止されており、今年初めに発生した山火事で更に規制が強化、どこかへ出かけるよりも、友人たちと家で食卓を囲んでいるそうだ。
ジョンはランチタイムの過ごし方についてデイリー・テレグラフ紙にこう明かす。「友人たちと会う時は、彼らがここに来るんだ。全面禁煙になってからレストランには行かなくなった。火事になってからは外でも喫煙できないからね」
最愛の妻である女優のノーラ・フォースターさんが2023年、アルツハイマー病で亡くなって以来、料理への興味を失っていたというジョンだが、少しずつ自身の世話を再開し始めたという。「ノラが亡くなるまでの数年間、彼女の食事を考えたり、朝食を用意することに大きな喜びを感じていた。けど自分だけになって、料理をすることに興味が無くなってしまった」「朝一番にラビオリの缶詰だけなんて時期もあったけど、ようやく時間が経って自分のことは自分でできるようになったよ」
また、音楽を聴いてリラックスするのが好きなものの、以前の火事でレコードコレクションの大半を失ったそうだ。「一日の終わりに音楽をかける。もちろんスポティファイじゃない。物としてのレコードが大好きだからね。ほとんどはロンドンでの火事で燃えてしまったけど」「ノラが亡くなる前に、お金の無駄だからって保険を解約したんだ。その6週間後にスピンドライヤーのせいで火事になり、キッチン全部とレコードの4分の3が燃えてしまったのさ」
最近は夜9時にはベッドに入るというジョン、そこであれこえ考えることで新曲のヒントとなる時があるそうだ。「夜更かしもしないし、バーやナイトクラブにも行かないな。する理由がない。ベッドには早く行くけど、すぐに寝るというわけでもない」「落ちる前に思考を巡らすのが好きだ。その思考が夢の中へと流れ込む。いい曲が書ける時だ」「テープレコーダーに向かって考えをつぶやく。朝になりそれを再生する。自分の頭の中で起こっていたことに驚いたりする」
