世界的な指揮者役の人気イケメン俳優、鼻の特殊メイク騒動を遺族が擁護 「大きな鼻はユダヤ人侮蔑」と非難の声に

 俳優のブラッドリー・クーパー(48)が、ユダヤ人作曲家故レナード・バーンスタインを演じた際、鼻に特殊メイクを施したことから「反ユダヤ主義」として非難を浴びる中、故人の子供達が擁護する声明を出した。先日ブラッドリーが、11月に配信開始予定のネットフリックスの新作映画『マエストロ:その音楽と愛と』で、1990年に72歳で他界したバーンスタインを演じた際、鼻を特殊メイクで大きく見せていることが明らかになり批判の声が挙がっていた。

 ブラッドリーが鼻を強調し、ユダヤ人のステレオタイプを表現していると指摘されていることに対し、バーンスタインの3人の子供達が声明を発表した。「ブラッドリー・クーパーは、私達の父についての彼の映画を作る素晴らしい旅路の全ての段階に私達3人を含めてくれました」「彼の努力が誤認や誤解されているのを目にするのは非常に心が痛みます」「レナード・バーンスタインが素敵な大きな鼻の持ち主だったことは真実です」「ブラッドリーは、本人により似せるためにメイクアップを使いましたが、私達はそれを全く気にしていません」「私達の父も気にしなかっただろうと確信しています」

 『ウエストサイド物語』などで知られるバーンスタインは妻フェリシアとの間にジェイミー、アレクサンドラ、ニーナと3人の子供をもうけた。同新作では、フェリシア役をキャリー・マリガンが演じ、夫婦の関係を描いている。

 2022年に撮影されたブラッドリーが人工の鼻をつけている写真に対し、ソーシャルメディア上で非難の声が挙がっており、BBCの長寿番組『イーストエンダーズ』で知られる自身もユダヤ人のトレイシー=アン・オバーマンはインスタグラムに「彼が人工の鼻を付けなければならないなら、私や多くの人にとって、それは顔を黒く塗ったり、黄色く塗ったりすることと同じ」「演技の力だけでそれが出来ないなら、彼をキャスティングせず、ユダヤ人俳優を使うべき」と投稿、一方別の人は「これは、非ユダヤ人俳優をレナード・バーンスタインに似せようとしているのではなく、非ユダヤ人俳優をステレオタイプのユダヤ人に似せようとしている」と指摘している。

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