大物芸能一家 幻覚剤の使用は女優母が最初 最終的に全員が使用か

 女優のジェイダ・ピンケット=スミスは、家族にサイケデリックドラッグ(幻覚剤)を使うきっかけを作ったという。俳優ウィル・スミスとの間に息子ジェイデン(24)と娘ウィロー(22)をもうけているジェイダだが、ジェイデンによると自分たちよりも母ジェイダが先にドラッグを使用していたという。

 ラッパーのジェイデンは、デンバーで開催されたサイケデリック・サイエンスの会議でこう語っている。「実は、家族のために最初の一歩を踏み出したのは母だったと思う」「本当に長い間、母だけやっていたが、最終的には少しずつ進化していって、家族の誰もがそれぞれの方法でそれを見つけた」

 ジェイデンは、具体的にどの幻覚剤のことを指しているのかは明言しなかったが、異母兄や妹とより強固な関係を築く上で「深い意味で」役立ったという。「兄妹とはよく言い争い、喧嘩する」「でもサイケデリックな体験の内側と外側で、彼らに感じられる愛と共感のレベルは深くて美しいものだった」と話している。

 ウィルが前妻シェリー・ザンピーノとの間にもうけたトレイ(30)を兄に持つジェイデンは、薬物使用がどのように兄弟の不和を解決するのに役立ったかについて、こう続けた。「実際にそれは心を開放して、僕たちをこういった多くの言い争いに巻き込んだ古い思考パターンから抜け出させ、脳を解放し、それを解決するためのスペースを与えてくれ、完全になくなるまでマッサージしてくれるような手助けをしてくれる」

 一方、母ジェイダは薬物やアルコールの依存症と闘っており、2021年に出演した『レッド・テーブル・トーク』で「赤ワインを水みたいに飲んでいた。多量飲酒には慣れているから」「高校時代もハードに飲んでいて、俳優になってからはエクスタシー、アルコール、雑草のカクテルをやっていた。言っておくけど、ちょっと楽しんでたの」

 そんなジェイダは薬物とアルコールをやめたのは「禁断症状」のためだと言い、数カ月後には自身のうつ病を「ノックアウト」するため幻覚剤を使ったことを明かした。

 同番組でジェイダは「誰もが成功するわけじゃない。長い間うつ病と闘ってた。植物薬の特徴は、気分が良くするだけでなく、そもそもどうしてうつになったかという問題も解決してくれる」と付け加えている。

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