名門芸能一家で骨肉の争い クスリで死去したレイア姫の娘、叔父・叔母に絶縁宣言「母の死で稼いだ」

 女優のビリー・ロード(30)が、『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られる母の故キャリー・フィッシャーさんのハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム式典に、叔父や叔母を招待しなかった理由について、母の死を利用して「稼いでいる」からだと説明した。キャリーは、「スター・ウォーズ・デー」である4日にハリウッドの殿堂入りを果たしたが、招待客30人の中にキャリーの弟のトッド・フィッシャー監督(65)は入っていなかった。

 ビリーは、母の弟であるトッドや異母妹女優のジョエリー(55)とトリシア・リー(54)がゲストリストに入っていなかった理由は本人が分かっているとして、ハリウッド・リポーターにこう声明を出している。

 「私の母が亡くなった数日後に、彼女の弟や妹は彼らの悲しみを公の場で表し、複数のインタビューを受け、大金と引き換えに私の母や祖母を題材にした本を売るかたちで、私の母親の死で稼ごうとしました。プレスを通してその行為を知りました。彼らが私に相談したこともなければ、これが私達の関係にどう影響を及ぼすかについても考えていませんでした」

 「彼らが何を選択しようとも彼らにはそれを行う権利があると認識していますが、彼らの行動は最も困難な時を迎えていた私を非常に傷つけるものでした。私は母の死に対し、大いに違った方法で向き合うことを選び、今もそうしています」

 ビリーは母キャリーを失った翌日に『雨に唄えば』で知られる女優の祖母デビー・レイノルズを失った。

 トッドは、自らの名前が「意図的に」ゲストリストに入っていなかったことについてTMZにこう語っている。「正直言うと、痛ましい状況で、私はこのような位置に立たされるに値しません」「キャリー・フィッシャーの唯一の男兄弟として、この特別な日から除外されたことに本当に傷ついています」「私は姉や母が人生を通して行ってきた数々の事において常に大きな役割を担っていました」

 またトッドは『エンターテイメント・トゥナイト』に対し、回顧録やインタビューでは収入を得ていないと主張している。

 キャリーや母デビーと非常に仲が良かったというトッドは、2018年に回顧録『マイ・ガールズ:ア・ライフタイム・ウィズ・キャリー・アンド・デビー』を出版。その中でキャリーのドラッグ摂取により家族の中に緊張が走っていたことを明かしていた。またジョエリーも2017年にフィッシャー家に関する回顧録を出版している。

 キャリーの死後行われた検死では、コカイン、ヘロイン、エクスタシーが体内に確認されていた。

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