超大物俳優元夫妻の名誉毀損訴訟 大物芸能人、実業家が続々と証人に

 俳優で監督ジェームズ・フランコ、テスラCEOで実業家のイーロン・マスク、俳優ポール・ベタニーが、俳優ジョニー・デップと女優アンバー・ハードの間で争われている名誉毀損訴訟で証人となるようだ。ワシントン・ポスト紙への寄稿で、ジョニーを名指しさえしなかったもののドメスティックバイオレンスの被害に遭ったと発言したアンバーに対し、ジョニーが5000万ドル(約60億円)を求めて訴訟を起こした一方、アンバーも1億ドル(約120億円)を求め逆訴訟を起こすに至っていた。

 今回両者の訴訟が許可されたことから、来月ヴァージニア州で行われる裁判で、数々の有名人が証人台に立つ可能性があることが明らかになったかたちだ。

 TMZによると、ジョニーがアンバーの浮気相手として名指ししていたジェームズとイーロンが、アンバーの証人リストに入っているそうで、ビデオ通話を通して証言を行うという。

 また女優のエレン・バーキンのほか、ディズニー、ワーナー・ブラザース、エンデバー、アメリカ自由人権協会(ACLU)、ロサンゼルス市警察の代表者もアンバーの証人となる。

 一方でジョニーは、自らを「DV夫」と表現したザ・サン紙に対する敗訴に終わった訴訟で読み上げられたショートメールを交わした相手であるポールに、自身に代わり証言するよう依頼したほか、作家のJ・K・ローリングやミュージシャンのジャック・ホワイトとのメールや、アンバーとの『アクアマン』の共演者ジェイソン・モモア、ジェームズ・ワン監督や製作総指揮のザック・スナイダーらとの間で交わされた通信も使用される予定だという。

 ジョニーとポールの間で交わされたショートメールによる会話では、「アンバーを燃やそう」と言ってきたジョニーに対し、ポールが「アンバーを燃やすのはどうかと思う。彼女は感じのよい人だし目も楽しませてくれる。イギリス風に溺れるかどうか試してみるという手もある。どうだろう?君の家にはプールがあるから」と返していた。そして「彼女を燃やす前に溺れさせよう!」と言うジョニーの反応に対してポールは、「全く同意だよ。彼女が魔女だと断言する前にきちんと確認しないとね」と返信していたという。

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