オノ・ヨーコ 故ジョン・レノンのアシスタントを提訴 裁判命令違反で賠償金要求

 オノ・ヨーコ(87)が今は亡き夫ジョン・レノンのアシスタント、フレデリック・シーマンを提訴した。先月シーマンが23分に渡る取材を受けた際、2002年に裁判所から下された命令に彼が違反していたとオノは指摘している。

 ジョンのパーソナルアシスタント兼運転手を務めていたシーマンだが、そのインタビューで1991年に発表した著作「ジョン・レノン 最後の日々」についてなど、2002年の差し止め命令で公に話すことが法的に禁じられていた話題を持ち出していた。

 以前にもオノは、シーマンが1983年にジョンの日記を盗んだ罪を認めたと主張、最終的に1990年代後半に彼と法廷で争う結果となっていた。そして2002年の裁判で判事はシーマンに対し、ジョンの家族の写真やその他のアイテムを使い利潤を得る事を禁止、法廷でシーマンがオノに謝罪する場面もあった。

 そして今回、TMZによると、オノはシーマンに対し家族写真の著作権侵害及び18年前の裁判命令の違反を理由に最低15万ドル(約1600万円)の賠償金、そして自身の家族について話すことに対する禁止命令を要求している。

 また先日には、1980年にニューヨークでジョンを殺害したマーク・デイヴィッド・チャップマンがオノに対して謝罪をし話題となっていた。今年8月に11度目となる仮釈放申請を却下されていたチャップマンは審問中こう話していたとされている。

 「悪いこととは分かっていましたが、栄光のためにやりました。一言、栄光のためだけです。彼がとても有名だったからです。それが理由で一番の候補になっていたのです。私には死刑が言い渡されるべきです。それが全てを表していると思います。(オノに)辛い思いをさせて申し訳ありませんでした」

 懲役20年から無期の判決が言い渡されているチャップマンは現在65歳。刑務所の中で信仰を見つけたそうで、「もし釈放されるなら、人々に福音を広めたいと考えています」とも話していたそうだが、2000年から仮釈放の申請が出来るようにはなっているものの、これまでその申請の全てが棄却、今回の却下により最低でもあと2年間は刑務所の中で過ごすことになる。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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