サム・ヒューアン（４０）が、次期ジェームズ・ボンド役として有力視されている。２００６年に「００７」シリーズの同役のオーディションを受けた際には、ダニエル・クレイグに敗れていた「アウトランダー」のサムは次期ボンドの希望俳優をたずねた、およそ８万人による人気投票で３０％を獲得し、断トツのトップに輝いた。

　この調査を行ったラジオ・タイムズのティム・グランフィールド編集ディレクターは「サムは明らかにファンの間で大人気で、この勝利は映画界で最も望まれている役を演じる俳優として人気ある位置を確立するものです」と話し、第２６弾の製作側は今回の調査結果を考慮することになるだろうと続ける。

　「ヴェノム」のトム・ハーディが１４％で２位、スーパーマン役などで知られるヘンリー・カヴィルが１１％で３位。「ワイルド・スピード／スーパーコンボ」のイドリス・エルバが１０％で４位、そして「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストンが５％で５位に続いた。

　ラジオ・タイムズが今回、ツイッター上で行った調査ではジリアン・アンダーソン、キーリー・ホーズと女優２人を含めた計２０人の俳優の中から、読者が投票していた。

　サムは以前、ボンド役は「夢」であるとして「どの俳優にとっても、ボンドを演じるのは夢と言える。ダニエル・クレイグが『００７／カジノ・ロワイヤル』にキャスティングされた『００７』２１作目のオーディションを受けたことがある。当時、イギリスで多くの俳優がそれを受けていたと思うよ」「もちろんそれは夢の役だし、スコットランド人ボンドってことになる。（ショーン・コネリーに続く）スコットランド人ボンドをもう１度見たくない奴なんていないはずさ」と話していた。

　トップ１０にはこのほか、リチャード・マッデン（６位・４％）、マイケル・ファスベンダー（７位・４％）、エイダン・ターナー（８位・３％）、キリアン・マーフィー（９位・３％）、ジェームズ・ノートン（１０位・３％）が入っている。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）