エリー・ゴールディング（３２）が自動車事故を起こした男性の救助に駆け付けた。１６日、お抱え運転手と共にレンジローバーに乗車しロンドンの幹線道路Ａ２０を走っていたエリーは、イギリスの郵便局ロイヤルメールのトラックがフォルクスワーゲンのゴルフＧＴＩと接触事故を起こしているのを目撃したという。

　そのトラックはゴルフのサイドを押しながら走行し続け、エリーの運転手他多くのドライバーらが、ゴルフに乗車している男性が車から脱出できるよう、トラック運転手に停車を要請していた。ちなみにゴルフを運転していた男性はユーチューバーとして車に関する情報チャンネル「Ｃａｒ　Ｔｈｒｏｔｔｌｅ」に投稿するジャック・ジョイだったことが後で判明している。

　そしてトラック運転手は遂に運転を止め、車内から降りジャックに謝罪、トラックのフロントガラスからは完全に死角だったとして、目撃者らに「正直彼が見えていなかった」と釈明していた。

　一方、同事故の記事をインスタグラムにアップしたエリーは、「ちょうどこれが送られてきた。この男性が大丈夫かを確認するために車の中にいたのは私よ。道路で見かけた最もクレイジーなことだった。皆走り去って行ってね。私の運転手は止まってくれたの。安全運転そして皆ちゃんと回りに気を配るように」「追記。車から出てきた他のドライバーたちが即座にスマホで録画を始め、事故に遭ったドライバーが無事かも確認もせず、ショックを受けている可哀想なドライバーに罵声を浴びせたのが信じられない。一体全体どうなっているのよ」とコメントを残している。

　一方警察の広報はメールオンラインにこう話している。「怪我は報告されていません。警察が両者から話を聞きました。逮捕者は出ていません」またロイヤルメール側は「この事故を我々は真剣に受け止めています。怪我人がいなかったことを真摯に望み、迅速な調査をしていくつもりです」と話している。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）