ブラッド・ピット、俳優活動を縮小へ

 ブラッド・ピット(55)が俳優活動を控える方向のようだ。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の公開が日本でも始まったところのブラッドだが、今後は自身の製作会社プランBの仕事や、彫刻や造園といった趣味により時間を費やしたいと考えているようだ。

 「今はほかにやりたいことがたくさんあるから、(俳優業は)少なくなっていくだろうし、時間が出来た時になるかな」「何かが出来るようになったと思ったら、次のことに取り掛かるタイミングだと思うんだ」とニューヨーク・タイムズ紙にブラッドは語る。

 しかし昨今のストリーミング事業の急成長を受け、長編映画の製作の今後に不安もあるようで、「映画が生き延びられるのかというところに興味があるね」と話した。

 また、ブラッドはプロデューサー業のほうが俳優業よりもシンプルな生活を送れるところにも魅力を感じているようだ。「プロデューサーだと早起きしてメイクしたりしなくて済むだろ」

 そんなブラッドだが、演技をしている時は真実に根付いたものにすることを心がけているそうだ。「自分的な理解としては、僕の演技のスタイルとは基本的に真実に辿りつくことなんだ」「人に伝える前に、自分でその現実を経験する必要がある」

 そして共に6人の子供を育てる元妻アンジェリーナ・ジョリーとの離婚が新作「アド・アストラ」に影響を与えていたことを示唆しており、「(撮影中は)家庭内で色々あった時だった。そこには触れないけど」「つまりは、誰もが痛みや悲しみ、損失を抱えている。それを隠すことにほとんどの時間を費やしているけど、あることは事実だ。自分の中にあるから。だからその箱を開ける必要がある」

 そしてジェームズ・グレイ監督は「彼は間違いなく自分の人生からの刺激を使っていた」「彼の個人的なことについて突っ込むつもりもないし、そんなのは僕の仕事でも役目でもないわけだけど、彼は自分を通じてこの役の要素を探求していたね」と続けた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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