エミリア・クラーク、命の危機にあったことを告白した理由とは?

 エミリア・クラークが、命に係わる大病を患っていたことを告白した理由を明かした。「ゲーム・オブ・スローンズ」でデナーリス・ターガリエンを演じるエミリアは先月、同ドラマのシーズン1の撮影後にくも膜下出血で生死を彷徨っていたことを明かしていたが、当初は怖くて告白するのを躊躇っていたそうだ。

 しかし、誰かの助けになればという気持ちに背中を押され、公にすることを決めたのだそうで、3日に開催された「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章の試写会の場で、エミリアは「エクストラ」にこう語った。「2週間前には、『やっぱりできない』って感じだった」「自分が与えられた仕事を出来る女性は他にも2万にもいるわけだから、自分がその仕事をこなせるということを人には見せたいものよ。私たちはまだその戦いの中にいる。だから自分の弱みを見せるというのは怖いわ」「でもこの話を伝えなければいけないというのは分かっていた。同じ病にかかっている人たちに、これが脳損傷というもので、あなたにも乗り越えられると知って欲しかったの。皆に孤独だと思って欲しくなかったから。それが私の役目だと思っていたけど、大変だった」

 エミリアはザ・ニューヨーカーに寄稿したエッセイの中で、2011年2月にトレーニング中に痛みを感じ、救急搬送された病院で3時間にも及ぶ手術を受けたことなど闘病生活について綴っていた。動脈瘤を閉じる手術後、エミリアは医師団から脳の反対側にもう1つの動脈瘤が見つかったと伝えられ、2013年には2倍ほどの大きさになり、再び手術する必要があったという。

 その後、健康上の不安から回復したエミリアは、脳損傷や脳卒中からの回復を目指す人々の治療を手助ける慈善団体セイムユーの設立に一役買っていた。

(BANG Media International)

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