イアン・マッケラン、バッキンガム宮殿での喫煙で注意を受けていた

 イアン・マッケラン(79)は、バッキンガム宮殿で一服して叱られたことがあるそうだ。英ロイヤル・ファミリーが民衆の前に出ましになる時に使用されることで有名なバルコニーでタバコを吸って注意されたという。

 英BBCのトーク番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演したイアンは、当時をこう振り返った。「バッキンガム宮殿でコンサートをした時、楽屋としてあのバルコニーの直ぐ横の部屋を与えられたんだ。一服したくなってね」「バルコニーに出て前の道を眺めながら煙草を吸ってたんだ。するとサーチライトが僕に向けられてね。下にいた警官から『イアン様、バッキンガム宮殿にいることを忘れないでください』ってどなられたよ」「その6か月後、メダルをもらいに行くために僕の友人と一緒にあのゲートから入ったんだ。すると同じ警官が『またあなた達ですか!』ってね」

 1991年の新年叙勲者リストで演劇界への貢献を認められナイト爵位を授与されたイアンは、その3年前に自らがゲイであることを告白しており、このカミングアウトがなければナイト爵位を受け取ることはなかったと以前話していた。

 「カミングアウトするまでナイトの爵位を受け取らなくてよかったといつも思っているよ」「自らの芯となる部分に関して嘘をついてる奴なんて信用できないだろ。だから人はカミングアウトした人に対し好意的な反応になるんだ。人は正直さが好きなんだ」

 両親に自らのセクシュアリティーを隠していたイアンだが、もし彼がゲイであると告白しても両親はそれを受け入れただろうと語る。「僕の両親はキリスト教的世界観、自らの知り合いかどうかなど関係なくお互いを大切に思う非協調主義的世界観を持っていた。彼らは常に敬意や思いやりを持って人に接するべきだと考えていた。だから僕がカミングアウトしていたとしても、驚きやショックはあったかもしれないけど、それを受け入れてくれたと思うよ。そう思いたいね」

(BANG Media International)

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