クインシー・ジョーンズ、過去の発言について謝罪

 クインシー・ジョーンズ(84)が、ザ・ビートルズやマイケル・ジャクソンなどに対する最近の一連の物議を醸すコメントについて謝罪した。クインシーは、ザ・ビートルズは世界一最低のミュージシャンだったと評したり、テイラー・スウィフトの作曲能力を酷評したり、さらに故マイケルが自分のヒット作からヒントを盗んだといったインタビューでの一連の愚かなコメントについて間違いだったと認めた。

 今回ツイッターでクインシーはこう語っている。「2週間前に、6人いる(自慢の)娘たちが驚いたことに家族会議を開いたんだ。なぜかというと私が最近2つのインタビューでコメントしたバカな発言のせいでね。でも私は失敗から学んだよ。ちょっと言わせてもらいたいけど、恐れずに父親に意見した娘たちに感謝している。私は不完全な人間だし、そう言うことを恐れない。悪いと思っているし、それを言うことも恐れない」「幸運にも長くてクレイジーな生活(それに3年前から飲酒を止めた生活)を送っていると、(自分の経験ではなく意図に基づいた絵が浮かぶ)特異な出来事の詳細が一度に鮮やかに蘇るものさ。でも85歳になっても、『何でも思ったことを口にすること』や悪口は許されないものだね」

 最近のインタビューで人種差別への強い抗議など重大な問題にも触れていたクインシーだが、自身の「口の悪い」コメントによって、そういった大切なトピックから焦点がそれてしまったことも謝罪している。「この状況で最も辛いことの1つは、人種差別や不平等、同性愛者嫌悪、貧困といったあらゆるものについて私が言おうとしたメッセージをこの悪い口が否定してしまったことだ。もちろん、そんなことは望まない。すでに個人的に友人には働きかけたけど、有名人として暮らしていると模範としての責任があるし、有名人として謝罪したかった」

 さらに、クインシーはこうコメントして締めくくっている。「私が傷つけてしまった皆さんごめんなさい。そして特に、ここにまだいてくれる友人たちやそうでない人たちにも申し訳なく思う。こういった人たちは自分にとって血のつながった家族みたいなもの。親愛なる家族と友人へ、皆の好意をありがとう。過ちを、たくさんの過ちを気付かせてくれてありがとう」「時々、(特に公の場で)批判や教訓を受けるのが難しいこともあるけど、私はきちんと耳を傾けることを知ってほしい。私は皆さんに耳を傾けるし、感謝もする。だから、私と一緒に成長し、まだ過ちから学んでいる85歳のがに股の老人への愛をお願いするよ」

(BANG Media International)

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