ヘレン・ミレン、ラップ版シェイクスピア希望?

 ヘレン・ミレン(72)が「ラップ版シェイクスピアのアルバム」をレコーディングしたいと思っているようだ。『クィーン』などで知られる大御所女優のヘレンだが、トーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』に出演した際、司会のジェームズ・コーデンとのラップバトルに参加したことで、ラップの道を考え始めたと見られている。

 エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞の4大アワード全てを受賞した人物に使われるEGOTという呼び名を獲得する可能性があるかとヴァルチャーとのインタビューの中で尋ねられると、すでに4回のエミー賞、1度のアカデミー賞とトニー賞の受賞経験があるヘレンは「それって最高ね。良いアイデアだわ。もちろんよ。グラミーが取れるようなラップ版シェイクスピアのアルバムを作りましょう」「それが出来たら素晴らしいわ。ちょっとやり過ぎかもしれないけど、やってみたいわね」と答えた。

 ヘレンは番組でラップに挑戦することにはとても緊張したと認めながらも、新たなことにチャレンジすることは楽しいと話している。「いかにもフリースタイルってわけじゃなかったけど、あの番組の人達は本当にいい人ばかりで、助けてくれたり勇気付けたりしてくれるの。だって私の得意分野からかなりかけ離れているじゃない。だから私は『無理よ、出来ないわ!』って言ったんだけど、いつも心底ドキドキするようなことをやってみたいのよね」

 そんなヘレンは映画業界で成功を目指す若者に、人とは違ったやり方で取り組むようにアドバイスを送っている。「私たちは皆、積み木を積み上げているようなものだわ。私より前に活躍していた人たちから私は刺激を受けたし、情報も得た。だから私や他の女性達から刺激を受けたり、情報を得る人たちがきっといるでしょう」「それに過去のものに対する反応も大事なの。この芸術を進化させるのは若者たちの革命よ。私はそう信じてる。私を見て『こんな風にはやりたくない』と思う若者がいれば、その人たちが全てを前進させることになるでしょう」「でも交渉と言う意味では、私は喜んで指南役になるわ。良いアドバイスを私が持っているかは別としてね」

(BANG Media International)

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