マーク・ハミル、実はダース・ベイダーが演じたかった!?

 マーク・ハミルは「スター・ウォーズ」シリーズでダース・ベイダー役を演じたほうがもっと面白かっただろうと感じているようだ。ルーク・スカイウォーカー役を演じているマークは、悪役のダース・ベイダーやドロイドのC-3POを演じる方がより面白みがあったと思っている一方で、全てのキャラクターの中心的存在であるルークを演じることも楽しんでいるそうだ。

 マークはメトロ紙とのインタビューでこう語る。「『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の脚本を読んだ時、いつも気の利いたことを言う皮肉っぽい海賊か、とても興味深い役のダース・ベイダー、それか面白いC-3POを演じた方が楽しいだろうなと思ったよ。ルークってすごく面白みに欠ける人間だろ!ほかのキャラクターに比べて彼って対した個性がないんだ」「でも『オズの魔法使い』のドロシーみたいに、他の全てのキャラクターと全く異なる中心的な存在が必要だろ。どんなにドロシーよりも臆病なライオンやブリキ男、オズの魔法使いを演じたくたってさ。ルークは人を安心させてくれるんだ。海賊のように怖くないしね。すごく才能があるとか、すごく賢いとかではなく、普通の農場出身の少年なんだ。それが良いことなんだよ」

 そしてこの人気シリーズのファン達が自身の演じるキャラクターに大きな思い入れがあることがとても嬉しいとして、「みんなルークに強い個人的な思い入れがあるんだ。それってすごく感動的でもあるよ。だってみんな彼のことを自分の家族のように思ってくれているわけだからね。長年を通じて、この映画がいかに人々の生活に影響を与えてきたかに驚かされるばかりだよ。こういった映画のおかげで身体的な障害による苦境を乗り越えられたと言ってもらったり、『「スター・ウォーズ」に並んでいた時にうちの妻に出会って、息子をルークと名付けました』と言ってもらったりね」と続けた。

(BANG Media International)

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