ジャン＝クロード・ヴァン・ダムの息子が同居人にナイフを突きつけたとして逮捕された。ヴァン・ダムの息子ニコラス・フランソワ・ヴァン・ヴァレンバーグ（２１）はアリゾナ州フェニックスにある自宅アパートで騒動に巻き込まれ、エレベーターの横側を殴ったことで手に傷を負い、事態がヒートアップしたことで警察に逮捕されている。

　地元のテンピ警察は、エレベーターから自宅まで血痕が残っていたことから、逮捕後にニコラスの診察を行ったという。同警察署のロン・エルコック氏は「ニコラスと同居人と話したアパートまでは血の筋が残っていましたので、テンピ警察署はまず無事確認をしました。警察が去った後、ニコラスは警察に扉を開けたことに対して同居人を責めたのです」と同州のテレビ局フォックス１０に話した。

　その２０分後に、警察官らは匿名の同居人と連絡を取ったようで、エルコック氏は「同居人はニコラスからナイフを突きつけられ、アパートから去ることを禁じられたと通報しました。その後捜索令状が施行されてナイフやマリファナ、麻薬関連の品々が押収されました」と続けている。

　逮捕されたニコラスはテンペ市刑務所に収監され、その後保釈金１万ドル（約１１０万円）で釈放されたが、武器による加重暴行や不法監禁、暴行、治安紊乱行為、マリファナや麻薬関連の品々の所持などを含む多くの嫌疑を受けている。

　結果的にニコラスはアパートに近付くことを命じられており、出廷の日程が決まるまでの間、住む場所を探さなければならないという。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）