ジェリー・ルイス、91歳で死去
コメディアンのジェリー・ルイスが20日午前9時15分、ラスベガスの自宅で91歳の生涯を閉じた。ジェリーの家族はラスベガス・レビュー・ジャーナルに「伝説的コメディアンであったジェリー・ルイスが、本日私達家族が見守るなか老衰により安らかに息を引き取りました。91歳でした」と声明を発表している。ジェリーは1950年に歌手である故ディーン・マーティンと共に底抜けコンビを結成し一躍スターとなり、『底抜け右向け!左』『底抜けやぶれかぶれ』『お若いデス』『底抜けコンビのるかそるか』を含む16本もの映画に出演したが、ディーン・マーティンとのコンビ解消後は、『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』『私のパパはマフィアの首領』『アリゾナ・ドリーム』『ファニー・ボーン/骨まで笑って』等に出演、俳優としても活躍し、昨年も『マックス・ローズ』『ダーティー・コップ』の2本の映画に出演していた。また、ジェリーには1944年にパティ・パルマー、1983年にサンディー・ピトニックと2度の結婚歴があり、パティとの間には2009年に亡くなったジョセフの他息子が5人、またサンディーとの間が娘が1人いる。
今回のジェリーの訃報に対し、生前親交のあった女優のジョーン・コリンズは「親しい友人でもあった喜劇王のジェリー・ルイスはとてつもなく才能に溢れた人でした。ご冥福をお祈りします。寂しくなります」とSNS上に綴った。その他にもジェイミー・リー・カーティス、ジム・キャリー、ペン・ジレット、ジョージ・タケイら多くの俳優たちが追悼コメントを寄せ、ジェリーの死を悼んだ。(BANG Media International)