リンゴ・スター(７７)は２０１５年にアルバム『ポストカーズ・フロム・パラダイス』をリリースした数ヶ月後に、すでに新作アルバムの計画を立て始めていたようだ。９月１５日に通算１９作目のスタジオアルバム『ギブ・モア・ラブ』をリリースする予定のリンゴだが、長年リンゴのプロデューサーを務めているブルース・シュガーは前作のリリース後すぐに制作チームが新作に取り掛かったのだとビルボード誌に明かしている。「新作を作り始めたのは、前作が出てからすぐだったんだ。リンゴは自分の人生を前もって計画するのが好きだからね。前作リリース後にリンゴはツアーに出て、戻ってきた時に僕たちは新しいアイデアについて話しはじめたんだよ」「僕たちは満足しているよ。新作を耳にした人はみんな、世に送り出すのが待ちきれないんだ」

　またブルースはビートルズの元メンバーであるリンゴと仕事する過程についても話している。「とてもカジュアルだよ。特に始まりはね。僕がリンゴの自宅にあるスタジオに行って、いろいろなシンセサイザーのアイデアを演奏してみて、リンゴの仲間を数人呼んで、リンゴがのってくるか見るんだ。それが彼のやり方だよ」

　ブルースによると、新作『ギブ・モア・ラブ』はブルースがリンゴとレコーディングした中で「最高の音楽」に仕上がっているそうだ。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）