K・スチュワートが監督デビューへ

 クリステン・スチュワートが女性の力強さをテーマにした短編映画で監督デビューを果たす。「トワイライト」シリーズでおなじみのクリステンは女性向けファッションメディアRefinery29とタッグを組み、『ウォーター』というタイトルの短編映画を制作する。

 女性映画監督、作家、アニメーターたちが12本の短編映画を制作する企画にクリステンは参加することになっており、その第1弾となるクロエ・セヴィニー作『キティー』は来月のカンヌ国際映画祭でお披露目予定だ。

 『Empire 成功の代償』のガボレイ・シディベも『ア・テイル・オブ・フォー・ウィメン』を制作することが決まっており、自身の声でストーリーを伝えることの重要性について、2日に行われたザ・デジタル・コンテント・ニューフロンツでのRefinery29のプレゼンテーションの際、「私の俳優としてのキャリアにおいて、私がやっていること、イメージ、私という人間、私の感情など全て私を表していることは男性の手の中にあります。ほとんどは白人男性の手の中に。そしてごく最近になって私は、自分がみなさんにお見せするイメージは自分で決めたいと気づいたのです」と話していた。

 ちなみに『アグリー・ベティ』でおなじみのアメリカ・フェレーラも『ビハインド・ザ・ヘッドラインズ』、ドキュメンタリーシリーズ『オンリー・ガール』という作品の製作総指揮を担当するそうだ。

 今回短編作品で監督デビューすることになったクリステンは以前、しっくりくる作品があれば監督業に挑戦してみたいと話していたことがあった。「できればすぐにでもね。本当にやってみたいわ。しっくりくる作品を見つけなくてはいけないけどね。私は映画業界で9歳から働き始めて、この業界が大好きなの。映画を使ってできることっていうのは本当に素晴らしいから、私は自分のストーリーを見つけなくちゃね」

 さらにクリステンは仕事を通して自分自身について学ぶことがまだたくさんあると続け、「自分の演じるキャラクターがどうしてこんな振る舞いをするのか、本当はどういう人間なのかを理解しようとすることで、より一層自分自身の心理を掘り下げるってことになると思うの」「この行動によって自分自身のことをもっと知ることができるの。もちろん毎日の生活や他の人と一緒にいることもその助けになると思うけどね。毎日できるだけ正直に、ありのままに生きていると信じていたいの」と語っていた。(BANG Media International)

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