ハリポタ作者の椅子 4300万円
小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングさんが最初の2作を執筆する際に愛用した椅子が6日、ニューヨークで競売に掛けられ、39万4千ドル(約4300万円)で落札された。主催した米競売会社ヘリテージ・オークションズが発表した。
同社によると、椅子はローリングさんが英北部スコットランドのアパートで第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」、第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を執筆した際に使った。側面にはローリングさんが手書きで「この椅子に座ってハリー・ポッターを書いた」と記している。
ローリングさんは2002年、この椅子を子供支援のチャリティーオークションに提供し、約2万1千ドルで落札された。09年に再び競売に掛けられた際は約2万9千ドルで落札されている。